50代女の楽張る介護ブログ

アルツハイマー型認知症と診断された母の介護記録でこざいます〰️

トイレ事情

日々の生活の中で困ることがある


 それは出先のトイレだ。


 母と買い物に出て、トイレに入った時。


 なかなか出てこない。


 不安になり、扉の前まで行き 


「どした?」

 そっとドアが開き 

「流すところがないのよ……」


 なるほど。


 レバーが便座の後ろにあり分かりずらい。


 またある時は「流す」と表示はあるが 

「かざす」タイプのもの 


またはウォシュレットと同じ場所にあり

 沢山並ぶボタンのひとつを押すもの ……と、

どれもちがうのだ。


 ある日、上野駅のトイレに入った。

  そう。 こんなふうに書いてくれたら、

きっとわかる。 


たまにトイレを流さない状態の場所にでくわし 


「うわっ……なんで流さないわけ?」 と、

何度も思った事がある。 


もしかしたら。 


流さない……のではなく 


「流せなかった」 のかもしれない。 


母の事がなければこんな事に思いを馳せることは無かったに違いない。


 自分の身に起きた時に初めて気付く。


 気づいた時から始めたらいい。 


困っている人がいたら見逃したくない。 


それはほんの少し勇気がいる。 


だけど、そういうこともきっと自分成長につながる。