50代女の楽張る介護ブログ

アルツハイマー型認知症と診断された母の介護記録でこざいます〰️

己のこと②

 アーティフィシャルフラワー 造花 花 プレゼント ギフト 「12輪のバラを束ねたミニブーケ」 ウェディング 【アーティフィシャルフラワー(造花)】 


花業界に20年近くいても ブライダルはほぼ初心者の私だったが なぜかブーケ班になった。


 花業界では知らない人はいない会社の

ブライダルの仕事が出来るだけでも夢みたいだった。


 しかも45歳でブライダルにいけるなんて 

思ってなかったし まさかのブーケ班。

 夢みたいだった。 


ただ。 ほぼ初心者なのだ。 


しかし、2回目の出勤から 


「じゃ、これお願いします」と渡されたリスト。


 いや…… だから…… 初心者なんだってば。


 嫌な予感はあったから、入社してからずっと自宅で 勉強はしていた。 


とりあえず制作。 


チェックしてもらう。 


「うん!できるじゃないですか!」


 「……まじか。」


 花の特性や、どう見せたらキレイかなどは 得意分野だ。


 ホルダーに挿すやり方 

キャスケードの時の注意点 

要所 要所を教えて貰いながら1ヶ月後には

 1人でいくつも作るまでになった。


 ホテルの中に店があり 

前には噴水があり 

ロビーを行き交う人たちを見ながら

 1人でブーケを作る 


花の仕事をやる時。

 航空会社にいた時の上司に言われた言葉がある。 


「途中で辞めたらアマ。 長く続けたらプロ……だよ。 頑張るんだよ」


 前の花屋には10年いて 

立場的にも上にいたから楽だった。


 わざわざ大変な世界に行くことないじゃない 

そうも言われた。


 でもまだまだ勉強できるなら 

まだまだチャンスがあるなら

 例え雑用からのスタートになったって 構わなかった。 


何かを始めるのに 遅すぎるなんてことはきっとない。

 

周りはそういう時大抵止めるもんだ。 


でも、これは私の人生。 


樹木希林さんが 


「人生、なんでも面白がった方がいい」


 苦しい時にいつも思い出すこの言葉、


 チャンスはつかんだほうがいい。


 迷うならやっちゃったほうがいい。


 そして面白がってやった方がいい。 


忙しくて忙しくて休みもない日常。

それでも、毎日充実していた。

 そんな当たり前な日々が信じられない方向に行くなんてあの時は思いもしなかった。


 普通に結婚式があげられなくなるなんて…… 


そう。 コロナ騒動だ。