50代女の楽張る介護ブログ

アルツハイマー型認知症と診断された母の介護記録でこざいます〰️

幻覚と幻聴

このコロナ騒動で 約2年半

普通の生活が出来なくなった。


 ……とはいえ 私は至って普通に生活をしていた。 

緊急事態宣言が出ても、お構い無しの店(花屋)だから 普通に出勤し 普通に働いていた。


 ただ高齢で持病持ちの両親は 

テレビの情報が全ての為 とにかく気をつけていた 


そんな生活が2年以上続いたわけだ…… 


つい1か月前のことだ 


母から電話があった。


 「ここは私の家よね?」

「なぜ風呂場にだれかいるの?」 

「いつもふたりの男の人がいるのよ」 ​


……はいっ?! 


なにいってんだろ…… 


でも変な冗談をいう母じゃない。 


よく分からないが 急激な不安が押し寄せた


 けど...


それがイコール「認知症」という考えには この時はまだ至らなかった

日常から非日常へ

2020年1月16日、国内で感染者が初めて確認された。中国・武漢から帰国した神奈川県の男性。 

「へぇ~。なんか怖いね」 位の感想だったけど、テレビのニュースを見た翌日。 

薬局からマスクが消えた。


 2月5日、大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号の乗客乗員のうち10人から新型コロナウイルスの感染が確認された。


 何かとんでもない事が起きてるような気がしたけど まだまだ他人事だった 今まで普通にできていたことが 少しずつ…… 少しずつ……出来なくなってきた。 


友達にあって食事をする 旅行する カラオケに行く 会社に行く 帰省する お正月や記念日に親を呼んで食事を振る舞う…… 普通に出来ていたことが 普通に出来なくなったけど そのうち、この騒動もおさまり 普通の日常に戻ると誰もが信じて疑わなかった 


「そのうち」…… 今日は2022.9.22。 今もマスクを外してる人はいない 


もう2年半だ。


 頻繁に会っていた両親とは車で30分の距離にいる。 


だがこの騒動で長時間会うのはやめていた


 母は持病を持っている 


とにかくコロナにかからせないよう みんなで母を父を守っているつもりだった


 だけど...


 母が壊れかけてることに まったく気付けなかった。 


 #認知症#アルツハイマー型認知症#介護